最新版chromeのflash playerだとシンクロがズレる?(検証と対策)
ちょっと前からchromeで自作の動画を見てると、微妙に音と映像がズレているように感じました。
具体的に言うと、映像の方が数フレーム(体感で3~4フレーム?)くらい早い感じ。
ニコニコのzeroと原宿を切り替えても変わらず、試しにfirefoxで見てみるとちゃんとズレなく再生しているように見える…
しかし、見慣れた自作動画を見て気になって、しかもかなり微妙な違いなので、他の人がどう見えるのか確認しにくいw
まぁ数フレーム程度なら普通は誤差の範囲内なんでしょうが、その辺を突き詰めて作ってる芸風なんで、これはちょっとマズいぞと。
何より自分の動画を見て気持ち悪いのが我慢できないw
原因
んで調べてみると、どうもこの辺りの更新が怪しい。
> Google Chrome 21安定版がアップデート、全Windows向けにFlashのサンドボックス化を実現 – ITmedia エンタープライズ
8/9にアップデートされたとのことで、違和感を感じ始めた時期とほぼ一致します。
ちなみに
「21.0.1180.60」8/1(その前の安定版)
「21.0.1180.75」8/9(↑の記事にある1つ前の安定版)
「21.0.1180.79」2012/8/16 記事作成時の最新版
【参考】Google Chrome Releases
という流れの模様。
検証
chromeは、アップデートがあると強制的に最新版にしてくれるとてもありがたい仕様なので、検証が少し面倒なんですよねぇ。
普通にインストールしようとすると自動で最新版をダウンロードしてくれるので、旧バージョンを入れるには、オフラインでも単体でインストールできるパッケージが必要になります。
> Google Chrome の旧バージョン単体オフラインインストーラを入手する方法
↑を参考に、「21.0.1180.60」「21.0.1180.75」2つの旧バージョンを入れ替えて試してみました。
あ、実際の検証は体感なので、あまり過度に信用しないようにw
結果としては、やはり
「21.0.1180.60」 ズレなし
「21.0.1180.75」 ズレあり
「21.0.1180.79」 ズレあり
となりました。
何度も言いますが、自分で見た感覚ですので、実際に試してみるのをお勧めします。
対策
さて、この結果を受けて、早々にfirefoxに出戻る決意をして環境を整えたんですが、chromeのままでも簡単に回避できたのでご紹介を。
※ ただし、セキュリティ面では若干弱くなりますので、あくまでも自己責任でお願いします。
chromeでは、アドレス欄に「about:plugins」と入れるとプラグインの設定ページが出るんですが、そこでchromeオリジナルカスタムのflash playerを無効にして、IEやfirefoxで使われている通常のものを使うようにすればOKです。
アドレス欄に「about:plugins」と入力
「詳細」を開く
一番上(たぶん)を「無効にする」
おしまい
このスクリーンショットでは、一番目がchrome専用・二番目がchrome付属の汎用・三番目が手動で入れたflash playerです。
ブラウザをchromeしか入れてなければ三番目はないかな?
ちなみに、試した3バージョンでは
「21.0.1180.60」 flash player 11.3.31.222(chrome専用)11.3.300.268(汎用)
「21.0.1180.75」 flash player 11.3.31.225(chrome専用)11.3.300.268(汎用)
「21.0.1180.79」 flash player 11.3.31.227(chrome専用)11.3.300.271(汎用)
となってました。
汎用のflash playerもちゃんとバージョンが上がっているので、それほどセキュリティの心配いらないとは思いますが、継続して使われる場合は自己責任でお願いします。
しっかし、こんな細かい部分が気になるなんて、つくづく重度のシンクロ系PVP()の職業病を患ってるなぁと実感しましたw
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